🇰🇷【2026年版】韓国の音楽シーン最新情報|K-POPの注目アーティスト・ヒット曲・フェス・市場動向・海外展開・AI関連まるっと紹介
韓国の音楽といえば、世界的な人気を誇るK-POPを思い浮かべる人も多いでしょう🇰🇷🎶
2026年の韓国音楽シーンでは、BTSやBLACKPINKをはじめとする世界的アーティストが活躍する一方、アルバム販売の動きと輸出額が必ずしも同じ方向に進まないなど、単純な「ヒット曲」だけでは語れない変化も起きています。
さらに、YouTubeやショート動画をきっかけに過去の楽曲が再び注目を集めたり、K-POPとロック・インディーなどのジャンルの境界が広がったり、ライブやフェスを通じたファン体験が進化したりと、音楽を取り巻く環境そのものが大きく変わりつつあります🌏✨
そして2026年は、生成AIと音楽著作権をめぐるルール作りも重要なテーマになっています。AIによる音楽制作や著作物の学習、アーティストの声や実演をめぐる権利など、これからの音楽産業に関わる議論も本格化しています💻🎶
この記事では、2026年8月31日時点で確認できる情報をもとに、韓国の最新ヒット曲、注目アーティスト、音楽市場、ストリーミング、フェスティバル、グローバル展開、ファンダム文化、そしてAIと音楽著作権まで幅広く解説します。
2026年の韓国音楽シーンで、いったい何が変わり、どこへ向かっているのか。
K-POPの「今」を、音楽そのものだけでなく、その背景にある文化や産業の変化にも注目しながら見ていきましょう🇰🇷🎧✨
🇰🇷 2026年8月版の全体像
韓国のポップミュージック、そしてK-POPの現在を切り取るなら、2026年は大きな転換点のひとつといえるでしょう🇰🇷🎶
BTSの完全体カムバックをはじめ、BLACKPINK、Stray Kids、ENHYPEN、CORTIS、RESCENEなど、世代やスタイルの異なるアーティストが国内外のチャートで存在感を示しています。
2025年にはK-POPアルバム輸出額が初めて3億ドルを超えた一方、フィジカルアルバムの販売枚数は減少しました。
この数字だけを見ると、一見相反するようにも見えます。
しかし、輸出額と販売枚数は同じ指標ではありません。
海外市場への販売金額が伸びる一方で、国内外を合わせた販売枚数が減少していることから、K-POP市場では「大量販売」だけでなく、海外市場、ライブ、ストリーミング、映像コンテンツ、ファンダムなど複数の収益・接点が重要になっていることが分かります。
また、ストリーミング環境でも変化が進んでいます。
2026年6月の報道によると、同年2月時点でYouTube Musicの月間アクティブユーザーは約788万人となり、Melonの約688万人を上回りました。
こうした変化を考えると、2026年の韓国音楽シーンを理解するには、「誰が売れているか」だけでなく、どこで音楽が聴かれ、どのようにファンとつながり、どの市場へ広がっているのかを見ることが重要です。
🎪 フェス・ライブ(2026年版)
Weverse Con Festival 2026
K-POPとグローバルファンダム文化の現在を象徴するイベントのひとつが、Weverse Con Festivalです。
2026年は6月6〜7日にソウル・オリンピック公園で開催され、KSPO DOMEと88芝生広場の2つの会場を使用しました。
公式サイトでは「グローバル・ミュージック&ファンライフ・フェスティバル」と位置づけられ、屋外のWeverse Parkと屋内のWeverse Conを組み合わせた構成になっています。
音楽だけでなく、オンライン配信やファン向けコンテンツなどを組み合わせている点も特徴です。
これは、現在のK-POPが「曲を聴く文化」だけではなく、
音楽+映像+ライブ+コミュニティ+デジタルファンダム
という複合的な文化へ発展していることを示す一例といえるでしょう。
Incheon Pentaport Rock Festival 2026
K-POPだけでなく、韓国の幅広い音楽文化を知るうえでは、仁川ペンタポート・ロック・フェスティバルも重要です。
2026年は7月31日〜8月2日に仁川・松島Moonlight Festival Parkで開催され、最終ラインナップは66組となりました。公式発表では、韓国のバンド・アーティストだけでなく、台湾や日本など海外からの出演者も含まれています。
(Incheon Pentaport Music Festival 2026公式・Final Lineup)
ここから見えてくるのは、韓国の音楽文化がK-POPアイドルだけで構成されているわけではないということです。
K-POP、ロック、インディー、エレクトロニック、ヒップホップなど、多様な音楽シーンが並行して発展しています。
ソウルの都市型音楽文化も拡大
2026年8月には、ソウル市が主催する2026漢江フェスティバル・夏も開催されました。
8月1〜16日に漢江周辺で行われ、K-POP、ジャズ、DJ、ヒップホップ、トロット、バンドなど、幅広い音楽を取り入れたプログラムが展開されています。
K-POPを「アイドルのステージ」だけでなく、都市生活や観光、フェスティバル、ファン体験と結びつけていく動きも、2020年代後半の韓国音楽文化を理解するうえで注目したいポイントです。
🎵 ヒット曲(2025〜2026年)
BTS「SWIM」がグローバルK-POPチャートで存在感
2026年のK-POPを語るうえで、まず外せないのがBTSです。
2026年3月に発表されたアルバム『ARIRANG』からのリード曲「SWIM」は、CIRCLE CHARTの2026年Week 26でGlobal K-pop Chartの首位を維持し、14週連続1位となっていました。
BTSのカムバックは、グローバル市場における既存の巨大ファンダムの存在感を改めて示す出来事となりました。
RESCENE「LOVE ATTACK」が再浮上
2026年の国内チャートで興味深い動きを見せたのが、RESCENEの「LOVE ATTACK」です。
「LOVE ATTACK」は2024年に発表された楽曲ですが、YouTubeコンテンツなどをきっかけに再び注目を集め、2026年Week 34ではCIRCLE CHARTのDigital ChartとStreaming Chartの両方で1位となりました。
これは、楽曲のリリース直後だけが勝負ではなく、YouTubeやSNSなどのコンテンツをきっかけに過去曲が再発見されるという、現在の音楽消費の特徴をよく表しています。
CORTIS「REDRED」など新世代の台頭
新世代では、CORTISも2026年に存在感を高めています。
2ndミニアルバム『GREENGREEN』のリード曲「REDRED」は、2026年Week 26のCIRCLE CHARTでDigital ChartとStreaming Chartの両方で1位となりました。
K-POPでは、既存の大手グループだけでなく、新しい世代のグループが短期間で国内外のファンを獲得していく構造が続いています。
「Golden」がK-POPの境界をさらに広げる
もうひとつ見逃せないのが、Netflix映画『KPop Demon Hunters』の劇中グループHUNTR/Xによる「Golden」です。
これは実在のK-POPグループではありませんが、K-POPのサウンドやビジュアル、ファンダム文化を取り込んだフィクション作品から生まれた楽曲が、現実の音楽市場でも大きな存在感を示しました。
CIRCLE CHARTのWeek 34では「Golden」がGlobal K-pop Chartで8週連続1位となっています。
こうした動きは、K-POPが「韓国のアーティストが韓国語で歌う音楽」という枠を超え、世界のポップカルチャーに取り入れられる存在になっていることを示す一例です。
🌟 注目アーティスト(2026年8月現在)
BTS
2026年の韓国ポップミュージックを語るうえで、BTSは中心的な存在です。
アルバム『ARIRANG』と「SWIM」は2026年のCIRCLE CHARTでも継続的に存在感を示しており、Week 26にはGlobal K-pop Chartで14週連続1位を記録しました。
BLACKPINK
BLACKPINKも2026年のK-POPを代表するグループのひとつです。
3rdミニアルバム『DEADLINE』は2026年Week 9のCIRCLE CHARTでAlbum ChartとRetail Album Chartの1位を獲得し、Album Chartでは1,750,692枚を記録しました。
Stray Kids
Stray Kidsも、2026年のK-POPを語るうえで欠かせない存在です。
グローバル市場を中心に継続的な活動を展開しており、2026年もアルバム、ストリーミング、ライブなど複数の接点から海外ファンとの関係を広げています。
ENHYPEN
ENHYPENも2026年に大きく存在感を高めています。
8thミニアルバム『THE SIN : BLISS』はCIRCLE CHARTのWeek 34でAlbum ChartとRetail Album Chartの両方を制し、Album Chartでは1,704,166枚を記録しました。リード曲「Bloody Paradise」もDownload Chartで1位となっています。
新世代にも注目
2026年は、CORTIS、RESCENE、Hearts2Hearts、KiiiKiii、ATEEZなど、新旧さまざまな世代のアーティストがチャートで存在感を示しています。
特にRESCENEの「LOVE ATTACK」の再浮上や、CORTISの「REDRED」のヒットは、SNSや動画コンテンツをきっかけに新しいヒットが生まれる現在のK-POP市場を象徴する動きです。
📰 関連ニュース:K-POPは「韓国発」から「グローバル型」へ
2026年のK-POPを考えるうえで重要なのが、K-POPそのものの広がりです。
従来のK-POPは、
韓国の芸能事務所
→ 韓国で育成されたアーティスト
→ 韓国語を中心とした楽曲
→ 海外へ輸出
という構造が比較的明確でした。
しかし現在は、韓国企業が海外でアーティストを育成したり、複数国籍のメンバーによるグループを展開したり、韓国式のトレーニング・制作・ファンダムシステムを海外市場へ持ち込んだりするケースが増えています。
その代表例のひとつがHYBEとGeffen RecordsによるKATSEYEです。
KATSEYEはグローバルなメンバー構成と韓国型のアイドル育成システムを組み合わせたプロジェクトで、2026年8月には3rd EP『WILD』を発表しました。Billboardは同作について、グループがグローバルなチャートや大型フェスなどで活動を広げていることを報じています。
(Billboard「KATSEYE Goes ‘WILD’ For Third EP」)
また、韓国の主要芸能事務所が協力し、国際的な大型フェスティバルを目指す「Fanomenon」構想も2026年に報じられました。
ただし、2026年8月31日時点では初期段階の協議であり、具体的な開催計画や運営体制などは確定していませんでした。
(Reuters「Kpop’s biggest labels consider creating Coachella-style global festival」)
このような動きからも、K-POPは単なる「韓国の音楽ジャンル」ではなく、制作・育成・ファンダム・ライブを含む韓国発のポップカルチャー・モデルとして世界へ広がっていることが分かります。
🎧 最新トレンド総まとめ:現在の韓国・K-POPシーン 🌈🇰🇷
2026年の韓国ポップミュージックを俯瞰すると、重要なのは個別のヒット曲だけではなく、音楽が生まれてからファンに届くまでの仕組みそのものが変化していることです。
1️⃣ 市場は成長する一方、フィジカル販売への依存は変化
2024年の韓国音楽市場規模は約13.5兆ウォンで、前年比8.6%増と報じられています。
一方、2025年のK-POPアルバム輸出額は3億170万ドルと過去最高を更新したものの、アルバム販売枚数は減少しました。
この2つの動きを合わせて見ると、K-POP市場は単純に「アルバムが何枚売れたか」だけでは測りにくくなっています。
海外市場、ライブ、ストリーミング、映像コンテンツ、ファンダムなど、複数の接点が産業を支える構造へ変化していると考えられます。
2️⃣ 海外市場の重要性がさらに高まる
2025年のK-POPアルバム輸出額では、日本が8,060万ドル、中国が6,970万ドル、米国が6,400万ドルとなりました。中国向け輸出は前年比16.6%増となり、日本に次ぐ市場となっています。
K-POPは国内市場だけでなく、アジア、北米、欧州など複数の市場を同時に視野に入れた産業になっています。
3️⃣ ストリーミングの中心がグローバル化
2026年6月の報道によると、同年2月時点でYouTube Musicの月間アクティブユーザーは約788万人となり、Melonの約688万人を上回りました。
これは単に一つの音楽サービスの順位が変わったという話ではありません。
YouTube、Spotify、ショート動画、SNS、グローバルチャートなど、音楽を発見する経路そのものが多様化していることが重要です。
4️⃣ 過去曲がSNSや動画から再発見される
RESCENE「LOVE ATTACK」の再浮上は、その代表例です。
2024年の楽曲がYouTubeコンテンツなどをきっかけに再び注目され、2026年Week 34ではDigital ChartとStreaming Chartの両方で1位となりました。
現在のヒット曲は、「新曲をリリースしてチャートを上げる」だけではありません。
SNS、YouTube、ショート動画、ファンによる二次的な拡散などを通じて、過去の楽曲が新しい文脈で発見される構造が生まれています。
5️⃣ ファンダムは「消費者」から「参加者」へ
K-POPの特徴として長く語られてきたファンダム文化も、デジタル化が進んでいます。
Weverse Con Festivalのように、ライブ、オンライン配信、ファンコミュニティ、限定コンテンツなどを組み合わせたイベントは、その象徴です。
ファンは単に音楽を聴くだけではなく、
ライブに参加する
→ SNSで共有する
→ コンテンツを視聴する
→ ファンコミュニティで交流する
→ グッズやアルバムを購入する
→ アーティストの活動を世界へ広げる
という複数の接点を持つようになっています。
6️⃣ K-POPと他ジャンルの境界がさらに柔軟に
2026年の韓国音楽シーンでは、K-POPとヒップホップ、R&B、ロック、エレクトロニック、インディーなどの境界がますます柔軟になっています。
たとえばIncheon Pentaportでは、韓国のバンド・アーティストだけでなく、海外からもさまざまなアーティストが参加しました。最終ラインナップは66組となっています。
(Incheon Pentaport Music Festival 2026公式・Final Lineup)
K-POPを韓国のポップミュージック全体として捉えるなら、こうしたロック、インディー、クラブミュージックなどの存在も見逃せません。
💻 2026年の重要テーマ:AI生成音楽と著作権保護のルール作り
2026年の韓国音楽シーンを考えるうえで、今後の産業構造に大きく関わるテーマのひとつが、生成AIと音楽著作権です。
AIを利用した音楽制作が広がるなか、韓国では「AIを使えるかどうか」という技術面だけでなく、AIの学習に既存の著作物を利用する場合の著作権、AIによって生成されたコンテンツの権利関係、創作者とAI事業者の利益調整などが議論されています。
1️⃣ 韓国著作権委員会が「公正利用」ガイドを発行
韓国著作権委員会は2026年2月26日、「生成型AIの著作物学習に対する著作権法上の公正利用案内書」を発行しました。
この資料は、生成AIの学習過程で著作物や著作隣接物、データベースなどが利用される場合を対象として、国内外の公正利用に関する判断事例を分析し、韓国の著作権法上の公正利用が適用されるかを判断する際の基本的な基準や考慮事項を示したものです。
(韓国著作権委員会「生成型AIの著作物学習に対する著作権法上の公正利用案内書」)
重要なのは、このガイドが「AIによる著作物の学習はすべて自由利用できる」としているわけではない点です。
AIの学習に著作物を利用する場合には、著作権法上の権利制限規定や利用目的、利用態様などを踏まえて、個別に公正利用に該当するかを検討する必要があります。
つまり、音楽データをAIに学習させる場合にも、単純に「AIだから自由」「AIだから禁止」と二分するのではなく、具体的な利用実態に応じた権利処理が重要になっています。
2️⃣ 韓国政府もAIと著作権の制度整備を継続
AIと著作権の問題は、著作権委員会だけのテーマではありません。
韓国文化体育観光部は、AIと著作権をめぐる制度改善を進めており、2025年から2026年にかけてAI・著作権制度改善ワーキンググループなどを運営してきました。
2026年には、生成AIの著作物学習に関する公正利用ガイドの発行に加え、AIと著作権に関する法制度上の論点を検討する取り組みも進められています。
韓国政府が検討しているのは、AI企業の技術革新を妨げないことと、創作者の権利を守ることをどのように両立させるかという問題です。
音楽分野では、楽曲そのものだけでなく、歌詞、編曲、音源、実演など複数の権利が関係するため、AI時代には従来以上に複雑な権利処理が必要になる可能性があります。
3️⃣ KOMCAもAI学習に関する利用許諾を明示
音楽著作権の管理を行う韓国音楽著作権協会(KOMCA)は、公式サイト上で、同協会が管理する音楽著作物をAI学習に利用する場合には、事前の書面による利用許諾が必要と明示しています。
これは、AI学習について韓国で一律の法律上の「許諾制」が確立したという意味ではありません。
あくまで、KOMCAが管理する楽曲について、同協会が管理する権利を利用する場合の方針として理解する必要があります。
この点は、AI学習をめぐる議論を考えるうえで重要です。
AI企業が大量の音楽データを扱う場合、
どの楽曲を利用するのか
誰が権利を管理しているのか
学習目的で利用できるのか
ライセンス契約が必要なのか
創作者へどのように対価を還元するのか
といった具体的な権利処理が今後さらに重要になると考えられます。
4️⃣ AI生成音楽では「誰が作ったのか」も重要に
AIと音楽の問題は、学習データだけではありません。
もうひとつ重要なのが、AIによって生成された音楽そのものをどのように扱うかという問題です。
韓国文化体育観光部が公表してきたAI著作権関連の案内では、著作権登録について、人間による創作的な関与が重要な要素として示されています。人間の創作的関与がないAI生成物については、著作権登録の対象にならない一方、人間による創作的な部分については保護され得るという考え方が示されています。
そのため、音楽制作でも、
AIがどこまで制作したのか
人間の作曲家・作詞家・編曲家がどのように関与したのか
最終作品にどの程度の人間の創作性があるのか
といった点が重要になっていく可能性があります。
これは将来的な音楽制作のクレジットや著作権管理、収益分配にも関係する重要な論点です。
5️⃣ 韓国音楽産業にとってAIは「技術」と「権利」の両面から考える必要がある
このように2026年の韓国では、AIを単なる作曲支援ツールとして見るのではなく、
AI学習に何を利用できるのか
→ 著作権者の権利をどう扱うのか
→ AI生成物にどのような権利が認められるのか
→ 人間の創作的関与をどう評価するのか
→ 創作者へ適切に対価を還元する仕組みをどう作るのか
という、音楽産業の根本に関わる問題として議論する必要があります。
特に韓国では、2026年2月の公正利用ガイド発行や、政府によるAI・著作権制度改善の取り組み、KOMCAによるAI学習に関する利用許諾方針など、複数のレベルで議論が進んでいます。
AIが音楽制作の現場にさらに浸透していくほど、今後は「AIで何ができるか」だけでなく、「誰の権利を守りながらAIを使うのか」が重要なテーマになっていくでしょう。
🎯 2026年の韓国・K-POPを一言で表すなら?
「韓国発の音楽から、世界規模のポップカルチャー産業へ進化し続けるK-POP」
これが2026年8月31日時点の韓国ポップミュージックを捉えるひとつのキーワードといえるでしょう🇰🇷🌏
BTSやBLACKPINK、Stray Kids、ENHYPENなど、世界的なファンダムを持つアーティストが活動を続ける一方、CORTISやRESCENEなど新しい世代のアーティストもチャートで存在感を高めています。
また、KATSEYEのように、韓国のエンターテインメント企業が培ってきた育成・制作・ファンダムの仕組みを、よりグローバルなメンバー構成と組み合わせる動きも見られます。
そして、K-POPを支える仕組みそのものも変化しています。
アルバム販売、ストリーミング、YouTube、ショート動画、ライブ、フェスティバル、ファンダム、オンラインコミュニティなど、複数の接点がつながることで、アーティストとファンの関係そのものが音楽文化を形成しています。
一方で、フィジカルアルバム販売の減少、国内音楽プラットフォームをめぐる競争、音楽商品の環境負荷など、産業が成長する中で考えるべき課題もあります。
さらにAIの普及によって、音楽の「作り方」だけでなく、「誰が権利を持つのか」「どのように対価を分配するのか」というルールそのものも変化する可能性があります。
つまり2026年のK-POPは、
「世界で売れる韓国音楽」から、
「世界の音楽文化や制作システムにも影響を与える韓国発のポップカルチャー」へ。
その変化の途中にあると見ることができます。
🌸 おわりに|2026年の韓国音楽を楽しむなら「曲」だけでなく「文化」に注目
2026年の韓国音楽シーンを見ていると、K-POPは単なる「流行している音楽ジャンル」ではなくなっていることに気づきます。
BTSやBLACKPINKのような世界的アーティストの活動はもちろん、CORTISやRESCENEなど新しい世代の台頭、YouTubeやSNSをきっかけとした過去曲の再発見、ライブやフェスティバルの広がりなど、さまざまな場所で新しい音楽の楽しみ方が生まれています🎶
そして、韓国の音楽文化はアイドルだけではありません。
ロック、インディー、ヒップホップ、R&B、エレクトロニック、トロットなど、多様なジャンルが存在し、それぞれのシーンがK-POPと影響し合いながら発展しています。
さらに、2026年にはAIと著作権という新しい課題も、音楽産業にとって無視できないテーマになっています。
これからの韓国音楽を追いかけるうえでは、「誰がヒットしたのか」だけを見るのではなく、
どのように音楽が作られ、
どのようにファンへ届き、
どのように世界へ広がり、
そして誰の権利によって支えられているのか。
こうした視点から音楽を見ることで、K-POPの現在がさらに立体的に見えてくるでしょう🌏
2026年の韓国音楽シーンは、まさに変化の途中にあります。
次にどんなアーティストが登場するのか。
どんな曲がSNSや動画コンテンツから新たなヒットを生み出すのか。
そして、AI時代に音楽産業がどのようなルールを築いていくのか。
これからの韓国音楽は、K-POPファンだけでなく、世界のポップカルチャーを追いかける人にとっても、引き続き注目したい分野といえるでしょう🇰🇷🎧✨
📝 データ出典について
※本記事では、2026年8月31日時点で確認できる情報を基準としています。チャート順位、ストリーミング利用者数、フェスティバル情報、今後のリリース等は、その後変動する可能性があります。
韓国音楽産業市場
2024年の韓国音楽市場規模については、韓国コンテンツ振興院(KOCCA)の「2025音楽産業白書」に基づく報道を参照しています。2024年の市場規模は約13.5兆ウォン、前年比8.6%増とされています。
K-POPアルバム輸出
2025年のK-POPアルバム輸出額・主要輸出先については、韓国関税庁のデータを報じた聯合ニュースを参照しています。
2025年の輸出額は3億170万ドルで、日本、中国、米国が主要な輸出先でした。
(聯合ニュース「K-pop album exports top US$300 mln in 2025 for 1st time」)
ストリーミング
YouTube MusicとMelonの月間アクティブユーザーについては、2026年6月13日の報道が、2026年2月時点のMobile Indexデータを紹介したものを参照しています。
同年2月時点でYouTube Musicは約788万人、Melonは約688万人とされています。
チャート
チャート順位・アルバム販売枚数・Global K-pop Chart等については、CIRCLE CHARTの公表データを参照しています。
フェスティバル
Weverse Con Festivalの開催日・会場・イベント構成については公式発表を参照しています。2026年は6月6〜7日にオリンピック公園のKSPO DOMEおよび88芝生広場で開催されました。
Incheon Pentaport Rock Festivalについては、公式の最終ラインナップ発表を参照しています。2026年は7月31日〜8月2日に開催され、最終ラインナップは66組となりました。
(Incheon Pentaport Music Festival 2026公式・Final Lineup)
漢江フェスティバルについてはソウル市の公式情報を参照しています。2026年夏の開催期間は8月1〜16日です。
グローバル展開
KATSEYEについてはBillboardの報道を参照しています。2026年8月14日にEP『WILD』を発表し、グローバルなチャートや大型フェスなどで活動を広げています。
(Billboard「KATSEYE Goes ‘WILD’ For Third EP」)
また、HYBE、SM Entertainment、YG Entertainment、JYP Entertainmentによる「Fanomenon」構想についてはReutersを参照しています。2026年8月31日時点では初期段階の協議であり、具体的な開催計画等は確定していませんでした。
(Reuters「Kpop’s biggest labels consider creating Coachella-style global festival」)
AIと音楽著作権
生成AIによる著作物学習については、韓国著作権委員会が2026年2月26日に発行した「生成型AIの著作物学習に対する著作権法上の公正利用案内書」を参照しています。
(韓国著作権委員会「生成型AIの著作物学習に対する著作権法上の公正利用案内書」)
AIと著作権をめぐる制度改善については、韓国文化体育観光部の公表資料を参照しています。
また、KOMCAが管理する音楽著作物をAI学習に利用する場合の事前書面許諾については、韓国音楽著作権協会(KOMCA)の公式サイトに掲載されている案内を参照しています。
※AIと著作権については、制度・ガイドライン・団体の利用方針が今後変更される可能性があります。本記事では、2026年8月31日までに確認できる情報を基準として整理しています。

